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「そうだ!三線を作ってみよう」の巻

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手作りカンカラ三線

三線って知ってますか?
いわゆる「三味線」に似た沖縄の弦楽器で、よく蛇柄の皮がはられてたりするものです。
そして、三線の胴体の部分を木ではなく空き缶を利用したものが「カンカラ三線」。
(敗戦後の沖縄で廃材を使って三線を作ったのが始まりなそうな)
で、その三線教室に通いだした家族へのプレゼントのため、まちだ屋で、「カンカラ三線」手作りキットを購入して大人の「夏休みの工作」をやってみたのでした。
手作りキットに入っていた材料は以下のとおり
・胴(ギターでいうところのボディ。ゴーフルの缶の蓋を取った感じ)
・棹(ギターでいうところのネック。細いです。)
・弦(三線っていうくらいだから三本。太い方から順に男弦、中弦、女弦って呼ぶ)
・馬(ギターでいうところのブリッジ。弦を支える部品です)
・手元(同じく弦を支える馬と反対側の部品)
・糸掛け(文字通り3本の弦を引っ掛ける輪っか)
・カラクイ(弦を巻いて引っ張る棒。調弦の時に使います)

カンカラ三線に絵を描いてみよう

手作りキットを使ったカンカラ三線の作り方は実に簡単で、
①棹にやすりがけをして角をとる
②木工用ボンドで棹に手元をくっつける
③棹を胴に差し込む
④糸掛けを胴につけて弦を結ぶ(意外と難しい)
⑤カラクイに弦を結んで巻く
⑥馬を取り付ける
⑦調弦する
ただこのカンカラ三線ですが、当然ですが胴が空き缶なもんで見た目がちょっと寂しかったりします。
そこで、思い立ったのが胴に絵を描いて色づけすること。
アクリル絵の具を買ってきて、胴と棹に絵を描いて色をつけたのでした。
で、できた作品がこちら。(実に2日かかりました)


カンカラ三線 カンカラ三線
(青のグラデーションに苦戦したのでした)(ヘッド部分にも絵を描いてみました)
カンカラ三線 カンカラ三線
(とりあえずは南国っぽいイメージで )  (指を押さえるポイントにお花を描いてみた)
いやいや、素直に楽しかったです。
筆で絵を描くなんて学生以来かも。
何よりアクリル絵の具がおもしろい!いつかポメラの天板にもアクリル絵の具で彩色してみたいかも(^^ゞ


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